不定愁訴と漢方治療 ②

前回より不定期で始まりました当ブログの第1段目のシリーズ『不定愁訴と漢方治療』ですが、前回はタイトルにもなっている『不定愁訴(ふていしゅうそ)』とは一体何なのか?どう定義されているのかについて少し触れてみました。

今回からは、 『不定愁訴(ふていしゅうそ)』 をさらに深堀して『不定愁訴に用いられる呼称』についてです。

不定愁訴に用いられる呼称

関西医科大学心療内科学講座 診療講師 西山順滋先生作成資料より抜粋

不定愁訴に用いられる呼称については、各専門診療科ではさらに分類化されます。
『結局、何科に相談したらよいの?』と患者さん自身が思われるのも仕方がありません。
さらに「少しだけ体調が悪いだけだから、わざわざ診察してもらうのも気を遣う……」そんな風に思われる方もいるかもしれません。

しかし、早めに医師に相談することには、病気の早期発見や、症状の悪化を防ぐなどのメリットがあります。
具体的な症状や、不調のあるカラダの部位が明確であれば、それらに対応する診療科のある病院に相談してみましょう。

もし、どの診療科・病院に行けばよいかわからない場合は、まずは通いやすい内科や婦人科に相談してみるとよいのではないでしょうか。
そのまま治療を受けられることもありますし、症状によっては適した専門病院を紹介してもらうこともできます。

不調を感じたときには、気軽に相談できる「かかりつけ医」がいると心強く、安心です。
通いやすい内科や婦人科が、信頼できる「かかりつけ医」になるかもしれません。
まずは一度、相談してみてはいかがでしょうか。

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