女性と瘀血(おけつ)②
シリーズ『女性と瘀血(おけつ)』について、前回のブログでは『女性と「血」の関係』について紹介させていただきました。女性が「血」の影響を受けやすい理由として女性のライフサイクルについての内容を掲載しましたが、そのライフサイクルについて少し深堀したいと思います。
女性のライフサイクルには
月経が深く関係している!?
女性の心と体は、日々のパフォーマンスに大きな影響を与える「月経」、そして「月」との神秘的な関係があります。
「なんだか今日はやる気が出ない…」
「急に甘いものが食べたくなって、イライラしてしまう」
女性なら誰もが一度は感じたことのある、こうした心と体の変化。実はその背景には、私たちのライフサイクルに深く根ざした「月経(生理)」とホルモンバランスが大きく関係しています。
そしてもう一つ、私たちの体に静かに、しかし確かに影響を与えているサイクルがあります。それが、夜空に浮かぶ「月」の満ち欠けです。
一生で約400回?
女性が一生を通じて付き合っていく「月経」ですが、日本人女性の平均的な初経から閉経までの期間を考えると、私たちは人生の中で約35〜40年もの間、月経と共に過ごすことになります。回数にするとなんと約400回以上!にもなります。
月経は単に「子供を授かるための準備」というだけでなく、骨や血管、自律神経の健康を守る「体のバロメーター」でもあります。
月と女性の不思議な
シンクロニシティ
昔から「女性の体は、月の影響を受けている」と言われています。
「月」という言葉は 「月経」「月事(つきごと)」など、言葉にも「月」という漢字が使われていますし、月の満ち欠けの周期(約29.5日)と、一般的な女性の月経周期(約28日)はサイクルがほぼ同じで、とてもよく似ています。
これは偶然ではなく、潮の満ち引きのように、私たちの体も月の重力の影響を受けているからかもしれません。例えば、新月の頃は月経が始まりやすく、満月の頃は排卵しやすい、といったリズムを感じる女性も多いようです。
4つの季節と月のフェーズ
私たちの体の中では、1ヶ月の間にホルモンがダイナミックに変動しています。これを月経周期がつくる四季、そして月の満ち欠けに例えることで、自分自身の状態が理解しやすくなります。
・時期:月経中
・季節:冬
・月のフェーズ:新月
・心身の状態:体温が下がり、疲れやすい

・時期:月経後
・季節:春
・月のフェーズ:満ちていく月
・心身の状態:心も体も軽やかで明るい

・時期:排卵後
・季節:夏
・月のフェーズ:満月
・心身の状態:少しずつむくみや眠気が出る

・時期:月経前
・季節:秋
・月のフェーズ:欠けていく月
・心身の状態:イライラや不安が募る

自分のリズムを知れば
少しは楽になるかも…
前回のブログで紹介しましたが、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量の変化により大きく4つのステージに分かれるため、月経との付き合い方は、年齢(ライフステージ)によっても変化します。どのステージにいても大切なのは、「今の自分の状態を否定しないこと」です。
また、「月経があるから大変」とネガティブに捉えてしまいがちですが、自分のリズム、そして月のサイクルを知ることは、「いつ頑張って、いつ休むべきか」のスケジュールを立てる武器にもなります。
夜空の月を見上げて、「今は新月だから休もう」「満月だから、ちょっと気をつけてリラックスしよう」と、自然の一部として自分を受け入れてみてください。
体調が悪い時は「今は冬の時期だから、休んで当然」と自分に許可を出してあげてくださいね。
どうしても気になるときは、どうぞお気軽にご相談ください。


